自分でできる!補助金・助成金申請 その3


さて、今回は補助金申請に関して重要な要素である「書類審査」のポイントについて解説していきたいと思います!補助金申請についての基礎的な項目も解説していますのでまだご覧になっていない方は「自分でできる!補助金助成金申請その1」から順にご覧くださいね!

書類審査における重要ポイントはいくつかあります。一番大事なポイントは「募集要件を満たしているか」です。そのため、補助対象者、補助対象事業、補助対象経費の確認をし、意味がわからなければ専門家に聞くことをお勧めします!もちろん、私に聞いていただいても大丈夫ですからね!事務局も対応してくれることが多いので直接電話してみてもいいと思います。補助金募集の情報に必ず問い合わせ窓口がありますから!その他、形式的な募集要件だけでなく、提出書類の書き方にも工夫が必要です。言い方を変えれば審査員が持っている視点を取り入れた上で「社長の思いや自社の課題」を新規性だったり価格、性能的な優位性だったり競合と比べてどうなのかと言うところを述べる必要があります。また、どれだけこのような要件を満たしていたとしても、市場のニーズだったり成長だったりといった面から見てしっかりとした調査がされているかと言う点も見られます。調査力ですね。また、計画性だけでなく事業実施までの課題であったり解決方法や組織運営等に関して、「やってみないとわからない」といった趣旨の書き方ではなく、「どのように行っていくのか、実現可能なのか」といったところも重要です。もちろん会社の数字も見られますよ。財務状況であったり、大きな赤字を出している場合にはそもそも他の解決すべき課題は無いのか、十分なキャッシュを持っているかといったところも見られます。(だからって諦めちゃダメですよ!)補助金は「投資したお金の一部が戻ってくる」と言う意味合いが強いので楽観的な投資に対するリターンを見込んでいると、採択されない可能性が高まります。また、内容によっては地域活性化や競争力の強化といった面での記載も必要になります。経営革新計画等の加点要素も存在し、ものによっては雇用の拡大や賃金アップに貢献するか等も見られています。以上の観点から、たいていの補助金に共通して必要な要素は、

・自社の技術や人材面の強みは何か、

・その強みをどのように活用するのか、

・どのような製品サービスを開発するのか、

・既存事業との違いはどこか、

・どのような競争力が上がりなぜ地域が活性するのか

といった審査員の知りたい情報です。これを記載することで採択率が高まります。

その他にも重要な要素として業界に依存した専門用語や横文字の過度の使用により、言いたいことが伝わらない、という点も意識しましょうね。誰が読んでも意味がわかり、妥当性があり明確で理に適った文章である必要があるわけです。なので、「その申請書類を読みながら審査員の頭の中にどのような感情が浮かぶか」を想像して描きましょう。要は、文章を読んでいる途中で疑問点や気になるところがどんどんと出てくると、内容が入って来ません。自分で申請する際は必ず商工会や専門家等に一度見てもらいましょうね!(私もお手伝いやってますよ!)自分では伝わる文章だと思っていても、他人の目を通すと伝わっていない事はよくあります。伝わる文章というポイントで言うと、ときには図示したり写真やグラフ等を用いることも重要です。また主張の根拠も必要になるため、できればエビデンスを用意しましょう。とにかく審査員の頭の中に?や疑念が生まれないように工夫することが必要です。書類を書く際の具体的なテクニックは次回以降説明いたしますが、いわゆるSWOT分析や「強みを生かし機会を掴む」ための考え方を用いた経営計画書である必要があります。

そして、意外と見落とされがちな視点としては、「社内体制の整備」と言う点があります。要は、補助金申請に関する事務負担は大きいです。提出書類や、お金の移動など管理能力がずさんで整備されていない会社の場合、本業を圧迫してしまう可能性がありますので、、、補助金を申請する際は、「これを機に社内のプロセス整備のきっかけができた」と思って準備しましょうね!

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